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第23回日本皮膚科学会
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日本美容皮膚科学会 理事長
古江増隆

 この度,2005年9月4日,国立京都国際会館で開催されました第23回日本美容皮膚科学会総会(古川福実会長)において,理事長に選任されました。微力ではございますが,本会の発展に向け邁進する所存ですので,何卒宜しくお願い申し上げます。
 本会は1987年3月に,故安田利顕初代会頭のもとに発足いたしております。発足から現在までの足跡に関しましては,伊藤正俊前理事長による記録をご参照いただきたいと存じます(Aesthetic Dermatology 12:45-46, 2002)。現役員の紹介を申し上げますと,理事には飯島正文先生,伊藤正俊先生,上田説子先生,漆畑 修先生,大井綱郎先生(事務局長),田代博嗣先生,古川福実先生,松永佳世子先生に,監事には玉置邦彦先生,宮地良樹先生にご就任いただきました。また評議員には全国の教授の先生方を中心に20名程の先生にご就任をお願いいたしました。
 各種委員会として,将来検討委員会は松永佳世子先生(委員長),伊藤正俊先生,上田説子先生,宇津木龍一先生,田代博嗣先生,漆畑 修先生,中林康青先生,宮崎孝夫先生に,機関誌編集委員会は,古川福実先生(委員長),漆畑 修先生,大原國章先生,勝岡憲生先生,川名誠司先生,花田勝美先生,船坂陽子先生,宮崎孝夫先生,山本有紀先生(幹事)に,会則検討委員会は田代博嗣先生(委員長),瀬戸山充先生,橋本 隆先生に,広報委員会は飯島正文先生(委員長),漆畑 修先生(副委員長),赤坂俊英先生,武藤正彦先生に,学術教育委員会は伊藤正俊先生(委員長),上田説子先生(副委員長),尾見徳弥先生,田代博嗣先生,古川福実先生,師井洋一先生にご就任いただいております。また現時点での学会頭として,第24回日本美容皮膚科学会学術大会会頭(2006年度)は坪井良治先生に,第25回日本美容皮膚科学会学術大会会頭(2007年度)は川名誠司先生に決定しています。
 2001年度の本会の正会員数は474名,賛助会員33社でしたが,2005年度の正会員数は971名,準会員11名,賛助会員39社となり,急速に拡大しています。最近の美容皮膚科に対する皮膚科医の関心の高さが如実に表れていると思います。美容皮膚科が浸透するにつれ,将来あるべき皮膚科学の姿が変質してしまうのではないかと懸念されています。諸外国の現状は,一面においてその危惧が必ずしも杞憂ではないことを物語っています。一方,学問はその時代の社会のニーズを反映したものでなければならないというのも正論です。美容皮膚科の研究領域を深め,会員の交流と利益に供するために,学会の運営はなされるべきであります。しかしながら,しっかりとした基礎的・臨床的エビデンスに立脚し,患者さんの満足度をいかにあげることができるのか,という命題を常に最終的な目的として,美容皮膚科学の研鑽に努めるという見識を持つことによって,美容皮膚科は医療の中の重要な分野として,社会から認識されるものと考えています。こうした気概に満ちた美容皮膚科の進歩は,皮膚科学の領域をより広め,より深めるだけでなく,社会に大きく貢献するものと思います。美容皮膚科の更なる成長を育むために,会員の皆様方のお力添えを賜りますことを,切にお願いして挨拶に代えさせていただきます。

2006年3月